International Communication Management Professional
世界のグローバル化のなかで、効果的な国際コミュニケーション戦略の策定が求められる日本企業は、国際言語環境を適切に認識し、どう対応するかを考えなければなりません。そのような戦略的活動を「国際コミュニケーションマネジメント(ICM)」と定義し、その任務をつかさどる人材を「ICMプロフェッショナル(ICMP)」と呼びます。企業の危機管理から機会創出にまでかかわる、グローバル化時代に必須の重要な専門職です。
つまり、企業にとって、国際コミュニケーション管理能力は企業のグローバル展開の基礎になるキーコンピテンスなので、国際展開を図る以前に備えておくべき能力なのです。また、国際展開を始めていることころでは、常にその能力について点検が必要です。もし、その能力が企業の国際活動にとって不十分であるとすれば、それを改善する方法を考えなければなりません。これらの仕事は「ICMプロフェッショナル」にゆだねられます。
「ICMプロフェッショナル」の考え方は、これから社会に出る短大生、大学生、大学院生はもちろん、企業においては新入社員から経営者まで、それぞれの立場において必ず役立ちます。そして、「ICMプロフェッショナル」は今まさに、どのグローバル企業も必要としている人材なのです。
日本名 | 国際コミュニケーションマネジメント・プロフェッショナル |
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英語名 | International Communication Management Professional |
略 称 | ICMP(アイシーエムピー) |
日本名 | 国際コミュニケーションマネジメント・アソシエイトプロフェッショナル 国際コミュニケーションマネジメント・プロフェッショナル 国際コミュニケーションマネジメント・シニアプロフェッショナル |
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英語名 | International Communication Management Associate Professional International Communication Management Professional International Communication Management Senior Professional |
略 称 | ICM-AP(アイシーエム・エーピー) ICM-P(アイシーエム・ピー) ICM-SP(アイシーエム・エスピー) |
一般社団法人 グローバル・ビジネスコミュニケーション協会
ICMプロフェッショナル資格認定委員会
(2020年4月現在)50音順
荒川 洋平(東京外国語大学教授)
岡本佐智子(北海道文教大学教授)
竹下 裕子(東洋英和女学院大学教授)(委員長)
アソシエイトプロフェッショナル | 8,000円(永久資格) |
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プロフェッショナル | 10,000円(永久資格) |
シニアプロフェッショナル | 20,000円(永久資格) |
ICMプロフェッショナルの認定資格の種類とその詳細は下記の通りです。
定 義 | 国際言語としての英語、異文化間コミュニケーション、そして国際コミュニケーションマネジメントの基本を理解し、それらを実践できる。 |
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Can-do (何ができるか) |
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定 義 | グローバルビジネスで求められる国際言語・文化・コミュニケーションの運用能力を有するとともに、国際コミュニケーションマネジメントの理論を十分に理解し、企業内の言語対応と国際コミュニケーション戦略の策定方法がわかる。 |
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Can-do (何ができるか) |
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定 義 | グローバル人材の育成に向けた社内研修プログラムの立案から実施、モニタリング、成果評価までの最適のフローと方法が理解できる。 |
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Can-do (何ができるか) |
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資格認定通信講座の受講、または大学等でのICM関連科目の単位を取得された方は下記の手順で資格認定の申請をし、レポート審査を受けることができます。